永遠の航行
じーちゃんの葬式に行って参りました。まー、なんて寒いのでしょう、みちのくは。深夜に到着早々、線香の番人の仕事をまかされ、毛布にくるまって遺影の前のろうそくと線香が切れることのないように見張り。線香は2時間でなくなってしまうから、その度に交換。もちろん一睡も出来ず。とにかく築100年近い日本家屋は石油ストーブ4台フル稼働しても、ちっとも暖まらず。パタゴニアのダウンジャケットを着たまま毛布にくるまっても、体の震えは止まらず。眠気も吹き飛ぶ極寒。
通夜の席でじーちゃんの海軍時代の伝説が話題になった。海軍にいたというのは知っているけれど、詳しく聞いたことはなかった。19歳で志願して横須賀海軍に入隊。大学出でもないから、ぺーぺー兵隊だったわけだけど、山本五十六の身の回りの世話をしていたり、かなりの大物と接触していたとのこと。そして戦艦「長門」「摩耶」「武蔵」など、大型戦艦で砲台に立ちながら、レイテ沖でアメリカに撃沈されても無傷で生き残り、しっかり帰って来たと。当時の日本の砲弾は学徒要員やご婦人の製作によるもの。相当、大きさがアバウトに作られていたらしく、ちっとも敵に命中しなかったそうな。それで一言。「アメリカは強くねー。日本が弱いんだ。」
戦後も漁船に乗って波の上の生活。じーちゃんはまた航行に出た。今度はどこの波の上にいるのやら。
通夜の席でじーちゃんの海軍時代の伝説が話題になった。海軍にいたというのは知っているけれど、詳しく聞いたことはなかった。19歳で志願して横須賀海軍に入隊。大学出でもないから、ぺーぺー兵隊だったわけだけど、山本五十六の身の回りの世話をしていたり、かなりの大物と接触していたとのこと。そして戦艦「長門」「摩耶」「武蔵」など、大型戦艦で砲台に立ちながら、レイテ沖でアメリカに撃沈されても無傷で生き残り、しっかり帰って来たと。当時の日本の砲弾は学徒要員やご婦人の製作によるもの。相当、大きさがアバウトに作られていたらしく、ちっとも敵に命中しなかったそうな。それで一言。「アメリカは強くねー。日本が弱いんだ。」
戦後も漁船に乗って波の上の生活。じーちゃんはまた航行に出た。今度はどこの波の上にいるのやら。
by akaring-sun
| 2005-03-03 01:07
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