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ホホエマシイ旅人

Tonight 37.2℃ の1日目 前編

普通は。って何?
ガールズグループは。って何?
30代は。って何?
前例がなければ、作ればいい。
もともと、型なんてあったものじゃない。

BEGの音楽は自由だ!


ソウルで行われたBrown Eyed Girlsコンサート

Tonight 37.2℃


24、25日の2DAYS、行ってきましたソウルまで!
興奮冷めやらぬ感動とは、こういうことですか?
ああ、胸が。胸がーーー。
踊りすぎて脚がパンパン。腕がパンパン。首がポキポキ。
幸せな疲労。

会場はセントラルシティのプレミアムホール。座席も傾斜もないフロアでオールスタンディング。キャパ2000とかいっていたけれど、1000ちょっとかな。フリーワンドリンクでアルコール出るし、DJブースもあって、ちょっと広めのクラブのような雰囲気。そして21時スタートという、未成年禁止公演らしい設定。

外はマイナス10℃という寒さ。漢江凍結してますよ。外気が触れるだけで耳がちぎれそう。
遅い時間に終わってタクシー難民にでもなったら凍死してしまうだろうと、相変わらずこういう心配事と準備にだけは勘が働くので、会場直結のホテルに宿泊。私達はジャケットも羽織らず、ポケットにチケットだけ突っ込んでおそろしく身軽な服装で会場入り。やることが大人でしょ、フフフ。横着とも言う、ハハハ。

1時間前。広いとは言えないロビーに人が集まりすぎたのか、チケット持ってる人からドンドン中に入れてた。入場チェックのお姉さんに「ID or Passport」って言われて、「ホテルに置いて来た」って言ったら、私の顔を一瞬見て「どうぞ」だって。こんな未成年いないでしょう?

Aカテゴリー600番台だったので、まぁ真ん中くらいかなと思っていたら、あれ?フロントステージの前に100人くらいしかまだ入場していない...。お好きな場所でどうぞ状態。会場を見渡せば、フロントから両サイドに伸びるステージの上に2つずつ椅子とマイク。すでに前方中央は若くて元気なファンクラブメンバーで密集気味。私達は公式応援の戦力とならないので、その周辺はすこし遠慮したい感じ。

このラグジュアリーな大人の雰囲気を楽しむにはどこがいいのかいな? 見渡せば、左前方にDJブース。その前はガランガラン。前方ステージもよく見えるし、そして、サイドステージの椅子の真ん前。ここで誰が歌うのか分からないけど、めっちゃ近く見られる!ということで下手側にスタンバイ。公演開始までまだ時間があるのに、座って待つお客さんもいる中、DJのリミックスが格好良くて踊らずにはいられない私達。たまにDJ兄さん、私達を指差しながら決めてたね。だって他に誰もDJ兄さんに注目するどころか、体を揺すったりビートを楽しんでいる人がいないんですもの。アルコールも程よく回って、さぁ、いつでも来なさいーーー!ウォーミングアップ完了。エアポケット状態で異常に盛り上がってましたけど、サクラではないですよ、私達! ニッポンから来てますよ、私達! 

DJさん引っ込んで、暗転。
オーガンジーの幕に4人のセクシーなシルエットが映し出されて、L.O.V.E.リミックスで舞台下からブアガルさん登場!大絶叫!
胸元オープンなゴールドのスパンコールのジャケットに、4人それぞれの黒いストッキング。
強烈に、目に飛び込んで来たのが、ミリョの左サイドの大胆なカリアゲ!
胸を強調しようが、脚を開こうが、このカリアゲが、ゾクゾクする一番のエロスだったよ。
「ドラゴンタトゥーの女」って映画知ってる? 印象はあんな感じ。
右を向けば緩いウェーブのロングヘアに真っ赤なリップのミステリアスな女性。
左を向けばパンチの効いたカリアゲでどこか狂気で壊れやすそうな女性。
このギャップ! 
ミリョ、ヤバい。

「L.O.V.E.」、「CANDY MAN」、「MOODY NIGHT」と、会場を一気にブアガルSHOWへと導く3連続。ポーカーフェイスで、甘く焦らした声と、ダンサーと絡む誘う腰の動き。この3曲でこのコンサートの主体が見て取れた。

熱くセクシーでポジティブな3連続のあとは、しっとりと優しく包むような「One Midsummer Night's Dream」。ここは、サイドステージ。右サイドはジェアとガイン。左はミリョとナルシャ。私達の目の前の椅子にはミリョ!!! 手を振ったら、艶っぽい微笑みで手を振ってくれたよ。そんな目で見られて、私、女ですけど、どうにかなりそうでしたわ。ぽぉ〜っっ。ミリョのラップが始まるまで、指先で胸元をなぞる振りつけがあって、その繊細さがね、きめ細かいデコルテが罪に感じるほど、美しかった。

ミリョに陶酔してたら、ミリョのソロの「Revenger」が真ん前の椅子から始まった。先ほどまでの艶めいたミリョではなく、今度は男性ダンサーに拳銃向けて、狂気のミリョ。中央のステージに移動したあと、ダンサーに白いシャツを引きちぎられてトップはブラだけになる予定だったのだろうけど、ここでハプニング。上手くシャツが裂けなくて、引っ張られたミリョが尻もちをついてブラの片方のストラップが下がってしまい危うく...なんてところだったけど、そこは力強いラップでさらにグレードアップ。

右サイドステージ、JEAという文字ネオンの光。ジェアのパワフルボーカルが胸に突き刺さる「One Night Only」スタンドマイク1本。圧倒的なボーカルと歌詞の切なさ。会場が一つに聞き惚れていたら、ラストは風が吹いてジェアの髪がなびいて、さらに切なさ演出。




まずは前編、ここまで。






by akaring-sun | 2012-12-27 00:40 | B.E.G.

職業・写真を撮る人。  余った時間日本にいない人。
by akaring-sun
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