ホホエマシイ旅人

福島の高校野球

命がけで頑張ります。
と、夢に向かって邁進している人が言います。

本気の姿勢を表す例えであることは分かります。
ただ、健康で未来ある人が、
命を削ってまで叶える夢なんて、本当はあってはならないと思います。

死と向かい合わせの戦場でカメラをかまえる不肖・宮嶋さんも渡部陽一さんも言います。

戦場カメラマンは生きて帰ること。

あと100メートル先に大スクープがあったとしても、そこが危険ならば退避する。
行くべきか。命との相談をする心の隙間などない。
答えは必ず、「生きる」ということ。
だから、確信をもって退避する。


福島の高校野球夏の予選のニュース。

グラウンドの放射線量を測って3.8マイクロシーベルト以上だったら試合中止だという。
東京で0.15くらいで「今日は高いね」なんて言ってるのに、この基準値と言ったら...。
50歳以上のゲートボール大会ではない。
鍛えてたくましい高校球児。でも15歳から18歳までの子供。これから未来ある子供。
被爆させてまで、ここでやる意味は何なのか?

部員1人の過ちで、その他の部員にも対外試合中止などの措置をして来た高野連。
部活動が教育の一環と言うならば、健康を害してまで開催する試合は「教育」に反しないのか?

昔、光化学スモッグ注意報が出たら、校庭で遊ぶのを禁止になりましたよね。
じゃ、放射線はいいのか?

そのニュースで映し出されたセンターの守備位置2.2マイクロシーベルト。
こんな所で、スライディングキャッチでもして、吸い込んだらどうする?
スタンドには歓声を上げる応援団の大人達。
部員の半数が避難してしまい、野球ができるだけで幸せな子供達。
これを美談として伝える番組。

なにかが違う。
絶対に、何かが違う。

命を削ってまで叶える夢などない。

それを教えるのが、大人の責任。

そして、

安全な場所で叶えてあげるのが、本当の大人の配慮。


県外開催くらい、考えてもいいじゃないか。
子供にいっさい責任はないのに、負担ばかり。


大人の無知さが、罪を大きくする。
悔しい。




追記


腑に落ちないことは、
こういう状況を知ってか知らぬか、無関心か、自分のことばかりか、
夢をつかんだ子供達のヒーローとも言えるプロ野球選手や、スポーツ選手が大きなアクションを起こさないこと。高野連とプロの間に大きな壁があるのは分かっているけれど、野球を愛するのなら、この非常事態、選手会で署名くらい集められるでしょう?

「頑張れ」と、いろんな人に言われて応援されて来たヒーローが、こういう時に黙っているのは、悲しい。
[PR]



by akaring-sun | 2011-07-16 14:38 | 何となく

職業・写真を撮る人。  余った時間日本にいない人。
by akaring-sun
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

世界の呼ばれるスポット

1、コスタリカの森
2、サハラ砂漠
3、中禅寺湖
4、石垣島あかいし
5、サパ(VEN)
6、アントワープ(BER)
7、ジェルバ島(TUN)
8、ナザレ(POR)
9、メテオラ(GRE)
10 千葉・鵜原守屋海岸

ブログパーツ

ファン

ブログジャンル

画像一覧